2007-11-06 [J]
■ 2007年版犯罪白書キター
まだ読んでませんが。というか2006年版も殆ど読めてませんが。
「再犯者」の犯罪、全件数の6割に 犯罪白書
罪を犯した後で再び罪を重ねる「再犯者」による犯罪は犯罪件数の6割を占める――。法務省は6日に公表した今年の「犯罪白書」に、こんな分析結果を掲載した。「少数の者によって多数の犯罪が引き起こされている」と指摘。社会に出た後に仕事に就くための支援や、更生を見守る「保護観察」を充実させることで再犯を防ぐ必要があると訴えている。
[asahi.com 2007年11月06日より引用]
記事中にある『罪の種類ごとの再犯率』を見ると、「繰り返す」とよく言われている殺人や放火、性犯罪の同一罪種の再犯率が実は多くない事が分かります。同一罪種の再犯が多いのは窃盗、覚せい剤取締法違反、障害・暴行や風営法違反などのようですね。
また、読売新聞の記事では
性犯罪(強姦=ごうかん=、強制わいせつなど)を犯した人が再び性犯罪に及んだ割合は5・1%。窃盗などと比べて低いが、白書は「性犯罪を多数回繰り返す者が一部に存在する」と指摘。
[YOMIURI ONLINE(読売新聞)2007年11月6日より引用]
と、書かれております。
ただ、全体として、性犯罪の同一罪種(等)再犯率が高くない事を文章として指摘している報道は少ないように感じました。
報道各社も、散々『性犯罪者の再犯率は高い!』と、煽っちゃったからバツが悪いんでしょうかね。