少子化によって大学側に定員割れが起き、同時に独立採算制度が導入された為にレベルを下げても人数を入れようという事になって入試合格に入学金まで払わせたりしている訳で、進学率が上昇したのは大学の都合。あと若者に政治の事を考えさせないようにした安保闘争以降の大学生は総じて幼児化しており、そこが学力が低下するよりも問題。

　エントリに書いたように若者の学力が低下しているとは言えません。ただ、大学進学者の平均でみれば学力レベルは低下しており、これにより授業内容のレベルを下げざるを得ず「優秀な生徒が割を食う」事になっているようです。<br>　暴力ハードルが比較的低かったと思われる「安保闘争以前の大学生」と「現在の大学生」のどちらが「幼児化」しているかは分かりませんが、感覚的決めつけで「幼児化」していると断じるのは、感覚的決めつけで「若者の学力は低下し続けている」と信じている人達と、おなじ過ちに陥っている感じがしますです。

全体的に見ると安保闘争を経験した世代は諦めて政治の事を考えないようにした人が多いでしょう。国民が自国の政治を考えないというのは大人じゃないです。大学を卒業して分数の計算も出来ないという事を自問自答の上で問題視できないのは幼児と同じでしょう。考える事を放棄しているのと同義であり、そのような状態でいられるのは子供だけ。また日本では優秀な成績の研究生などが活躍できる場が企業に少ないというのも意欲減退の一因ではありましょう。

うーん……やはり「感覚的決めつけ」が多いようですね。<br>根拠のない発言は極力控えて頂けると助かります。