2011-06-18 [J]
■ 『個人通報制度』きまんすた。
しかも、日本が共同提案国。
本日(17日)、ジュネーブの国連人権理事会で採択予定の「子どもの権利委員会に対する個人通報制度を創設する子どもの権利条約新議定書(第3議定書)案」について、日本政府が共同提案国となることを決定しました。
[国連子どもの権利委員会に通報(申し立て)できる制度を作ろう!キャンペーン(2011年6月17日金曜日)より引用]
実在する児童への権利侵害について個人や団体等が通報できるのは喜ばしいのですが、(日本政府が)単純所持を罰則化しない事を児童の権利侵害と見なしたり、ロリエロ漫画などのフィクションを(集団的)人権侵害があると解釈される恐れもなくはないかも。
子どもの権利委員会に対する個人通報制度の問題点についてはコチラも参照の事。
■ 採択されてた
みたいです。
本日(17日)、国連人権理事会において、国連子どもの権利委員会に対する個人通報制度を創設する子どもの権利条約新議定書案が全会一致で採択されました。
[国連子どもの権利委員会に通報(申し立て)できる制度を作ろう!キャンペーン(2011年6月17日金曜日)より引用]
そのうち、外務省の方に条文がウプされると思いますが、条文解釈でおかしな事にならないよう引き続き注意が必要です
■ 草案が
ウプされてますね。通報手続を設けるための子どもの権利に関する条約の選択議定書草案。
懸念のあった団体通報制度は無くなっているモヨリ。
掲げられた個人通報制度では、主体となる被害児童の存在が不可欠ですので、一般的には「被害者のいない創作物」を通報するのは難しいと思われます。
単純所持についても選択議定書で留保が認められていることもあり、通報の要件を満たすかどうかが微妙な所でしょう。
想定していた物よりイイ感じだったので、ほっとしました。