2005-06-02 [J]
■ ケーキ1個でも懲役6ヶ月
万引き:「刑務所志願」でケーキ1個盗む 47歳男に懲役6月判決
判決によると、男は4月11日、横須賀市内の商店でケーキ1個を盗み、店員に見つかり、横須賀署員に逮捕された。釈放時の所持金は1万円ほどだが、逮捕時は約200円。「刑務所のほうがきちんと食事できる」とケーキに手を伸ばした。
男は鹿児島県出身で、中学卒業後、集団就職で上京。約2年前におじを頼り横須賀方面に来たが、最近は野宿生活だった。法廷で「職が見つからず、市役所に生活保護の申請に行っても『住所不定はだめ』と言われた。捕まりたい気持ちだった」と漏らした。
[Yahoo!ニュース(毎日新聞 6月1日)より引用]
この「住所不定だと生活保護がもらえない」っての、なんとかならんもんかな。単純に「再犯」が増える要因になってると思うんだけど。
「刑務所を福祉施設代わりに使う」んでも「ホームレスの為に福祉施設を運営する」んでも、どっちを選んでも税金は必要なんだし、うまくすれば、税収も期待できるので、「国民の生存権を保障する」と言う観点だけでなく、「治安を守る」という観点からも、なんとかすべき問題の一つではないのかなーと思ったり。
■ ちなみに
体脂肪率は1日で17.4%にまで戻りますた。
>「住所不定だと生活保護がもらえない」<br><br>ニセ住所による不正申請の問題もあるし、色々と難しいでしょうね……。また、再犯せずに済んでるだけで状況が件のケーキ泥棒と変わらない人も潜在的に沢山いるのかと思うと、かなりやり切れません。
「住所不定だと生活保護がもらえない」ではなく、「住所を特定させて、生活保護をあげる」ようにすればいいんですよ。自治体によってはホームレス対策として近い事をやっている所もありますし。民生委員などが定期的にその住所に訪問すれば「ニセ住所問題」も大した問題にならないと思います。<br>生活保護に関しては、「働く気を萎えさせるシステムになってる」と言う問題点もありますけど。