2007-03-05 [J]
■ 暴力的TVゲームと殺人
暴力的なTVゲーム、殺人につながらない=米調査
殺人シーンなどが含まれる暴力的なテレビゲームと子供の行動との因果関係については未だはっきり結論づけられてはないが、暴力的なゲームが子供を殺人に駆り立てるのではない、という研究結果が明らかになった。
〔……〕
南カリフォルニア大の社会学者カレン・スターンハイマー氏は、若者の暴力をテレビゲームのせいにする人々はそのほかの重要なことを見過ごしている、と指摘する。
〔……〕
スターンハイマー氏が青少年の犯罪に関する新聞報道とFBIの統計を分析した結果、「Doom」とそれに類似する残虐なタイトルのゲームが発売されてからの10年で、米国における若者の殺人罪での検挙率は77パーセント減少した。
[Yahoo!ニュース(3月4日17時44分配信) - 2日 ロイターより引用]
表現規制反対派にとって有り難いニュースですが「暴力的なTVゲーム、殺人につながらない」との見出しは、やや言い切り過ぎかも。
2007-03-09 [J]
■ 「知的財産推進計画2006」の見直しに関する意見募集
内閣府が「知的財産推進計画2006」の見直しに関するパブコメを募集してるらしいので、興味のある方は是非送って下さいです。
「知的財産推進計画2006」の見直しに関する意見募集
政府は、現在、知的財産基本法に基づき、「知的財産推進計画2006」の見直しを進めております。
つきましては、「知的財産推進計画2006」の見直しにあたり新たに盛り込むべき政策事項について、国民の皆様から幅広くご意見を募集いたします。ご意見は、下記の要領にてご提出いただきますようお願い申し上げます。
皆様から寄せられたご意見は、計画策定の参考にさせていただきます。なお、いただいたご意見の全てを計画に盛り込むことができない場合がございますので、予めご了承ください。
[内閣府 「知的財産推進計画2006」の見直しに関する意見募集より引用]
締め切りは、平成19年3月29日(木)午後5時 デス。
2007-03-11 [J]
■ 知財計画’06見直しパブコメ
件の内閣府の「知的財産推進計画2006」の見直しに関するパブコメ募集ですが、おいらも下記のような意見送りました。
『知的財産推進計画2006/本編/第4章 コンテンツをいかした文化創造国家づくり/I.世界トップクラスのコンテンツ大国を実現する』の項目についての意見
『1.ユーザー大国を実現する』について
『1.ユーザー大国を実現する』の『(3)ユーザーが豊かなコンテンツを楽しめるようにする/1)弾力的な価格設定など事業者による柔軟なビジネス展開を奨励する』において、『2006年度も引き続き、消費者利益の向上を図る観点から、事業者による書籍、雑誌、音楽用CD等における非再販品の発行流通の拡大及び価格設定の多様化に向けた取組を奨励し、その実績を公表する。』とあるが、『書籍、雑誌、音楽用CD等』に、『新聞』も入れるべきである。
また、将来的に消費税の増税が避けられない情勢であるので、ユーザーが豊かなコンテンツを楽しめるようにするため、(3)の項目に新たに『書籍や雑誌、新聞など(を含む生活必需品)にかかる消費税の無税、低税率化を検討する』という趣旨の項目を設けるべきである。
『1.ユーザー大国を実現する』の『(5)安心してコンテンツを利用するための取組を奨励、支援する』において、『i)一部のコンテンツが青少年を含め社会全般に悪影響を及ぼしているとの指摘があることを踏まえ、2006年度に「映像コンテンツ倫理連絡会議(仮称)」を設置するなど、有害なコンテンツから青少年を守るための業界による自主的な取組を促進する。』とある。
しかし、一部のコンテンツが有害であるとか、社会全般に悪影響を及ぼしているとの指摘は、科学的、統計的根拠に乏しく、不適切な表現であるので、同表現は『i)特定年齢向けコンテンツは、対象ユーザーの利便性を確保しつつ、青少年の見たくない権利や保護者の教育権に配慮するよう、業界による自主的な取組を促進する。』と、改めるべきである。
また、「自主的な取組を促進する」事が、実質的な検閲とならないよう、最大限注意すべきである事も付記すべきである。
『2.クリエーター大国を実現する』について
『2.クリエーター大国を実現する』の『(4)利用とのバランスに留意しつつ適正な保護を行う/(1)国内制度を整備する』において、『iii)映画の著作物については、その保護期間が「公表後50年」から「公表後70年」に延長されたが、映画以外の著作物に係る保護期間の在り方についても、著作物全体を通じての保護期間のバランスに配慮しながら検討を行い、2007年度中に結論を得る。』とある。
しかし、映画的制作手法を取らない著作物などの場合、保護期間の延長は創作活動の支援とならないばかりか、利用に際して長期に制限が掛かるなど負の側面の方が多く、これらの映画的制作手法を取らない著作物の適正な保護を図るために『原則的に延長しない事を前提とする』という文言を盛り込むべきである。
はーしんど。
興味のある方は、平成19年3月29日(木)午後5時までに、意見の送付お願いしますです(コピペ不可)。
2007-03-27 [J]
■ コミクスの表紙
部分修正を食らってしまった。
おいらも「ダメかな〜? どうかな〜?」と、思いながら描いたのですが、少し冒険が過ぎたようです(;^_^)
と言う訳で、裏表紙に掛かる前に修正作業デス。
その前に、知り合いのお手伝いも入ってたり。
Before...
_ うめたろー [ 日本産非暴力的アニメの評判の良さや、アメリカ産暴力的ゲームに対する風当たりの強さを考えると、人種差別はほとんどカン..]
_ 克森 淳 [ 日本のゲーム誌で、洋ゲーを持ち上げるためのマクラに「萌え系」のゲームをこき下ろしているのを見る度「そんなに名誉白人..]
_ うめたろー [>後者はヨーロッパのアメリカに対する反発も背景にありそう。 というよか、自国に育っていない文化に対する想像力の..]