2009-11-21 [J]
■ 自公両党 児童ポルノ改正案を提出
単純所持を禁止、罰則も
公明党は20日、国会内で衆院の鬼塚誠事務総長に対し、児童買春・ポルノ禁止法の改正案を、自民党とともに提出した。公明党から富田茂之衆院議員が出席した。
改正案は児童ポルノの単純所持を禁止することなどが柱。公明党の提案により、「自己の性的好奇心を満たす目的で」児童ポルノを所持した者に対して、1年以下の懲役または100万円以下の罰金を科すことも盛り込まれた。
現行法では、児童ポルノの単純所持が違法ではないため、日本は対応の遅れを国際社会から強く批判されている。
同改正案については2008年6月、当時与党だった自民、公明両党が提出。民主党も独自案を提出し、改正案の一本化をめざして修正協議が行われ、単純所持の禁止については大筋で合意していたが、7月の衆院解散で廃案となった経緯がある。
提出後、富田氏は記者団に、「(今年6月の)法務委員会での議論からも、関係者が早期成立を望んでいるのは明らかだ。民主党や社民党にも協力してもらいたい」と述べた。
[公明新聞2009年11月21日2面より引用]
結局、修正協議の内容を反映していない旧与党案をそのまんま提出したモヨリ。
これで廃案ケテーイという事で、ある種助かった訳ですが、修正協議の内容を反映していない案を提出しといて「民主党や社民党にも協力してもらいたい」とか言ってんのは、ナカナカ太い神経をしてると思ったり。