2004-02-21 [J]
■ 必見ニュース
少し古いですが、最近の「犯罪の急増」と「検挙率の低下」のカラクリが良く分かるニュースです。
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「刑法犯認知全国1位の大阪 「不良債権」の清算で急増」
犯罪の「認知」とは、告訴・告発、110番通報などによるもので、全体の8割が被害関係者からの被害届。これらを「発生原票」というものに記載すると犯罪統計で認知に計上される。ところが、これまでは警察署で被害届を受理しても、すべてを発生原票に記したわけではなかった。書き込むかどうか、警察官の判断が介入したのだ。
大阪府警の内部文書によると、警察改革要綱が発表された翌月の00年9月、刑事部長名で「犯罪として問えるものはすべて受理し、犯罪統計に上げること」との通達を出した。そして明らかにその月から刑法犯認知件数が増加した。
(毎日新聞2002年2月22日東京朝刊から)
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昔の「検挙率の高さ」は警察の誤魔化しに依る所が多かったのでしょうね。