2007-06-16 [J]
■ 松文館訴訟
有罪が確定してしまいました……
「コミックでもわいせつ」支持=初の有罪確定へ−出版社社長の上告棄却・最高裁
わいせつな内容のコミック本を販売したとして、わいせつ図画販売罪に問われた出版社「松文館」社長貴志元則被告(58)の上告審で、最高裁第一小法廷(才口千晴裁判長)は15日までに、「わいせつ物に該当する」とした二審東京高裁判決を支持し、被告側の上告を棄却する決定をした。罰金150万円が確定する。
一般向け販売のコミック本がわいせつ物に当たるとして、出版社側の有罪が最高裁で確定するのは初めて。
[時事ドットコム(2007/06/15)より引用]
予期していた事ではありますが、思ったより最高裁での確定が早かったですね。罰金刑で済んだのは不幸中の幸い……ではありますが、ヤハリ、キツイ判決だと思います。
これからエロマンガ界に冬の時代がやってくるかも知れません。
デタラメな密告による、デタラメな政治屋のデタラメな口利きによるデタラメな警察のデタラメな介入とデタラメな裁判官によるデタラメな裁判によってデタラメな判決がデタラメチックに確定…警察、司法、権力御用達メディアによる卑劣なデッチ上げ、冤罪事件として後世までそのデタラメぶりが汚点として残ることになるでしょう。<br> 私はエロマンガが自由に描け、それでメシを食っていくことも出来ることこそ日本の庶民文化の誇りだと思っています。<br>(落書きに等しい)絵の単純保持でも、それがエロというだけで死刑になりかねない国の方こそ恥ずべきこと!<br>日本に限らず、そういう(私が上述した恥ずべき国家)を目指すことが幸せにつながるんですかね?…<br> ちなみに、この一連の事件のデタラメさが社保庁のデタラメな公的振り込めサギのデタラメさと相通じるものを感じるのは私だけでしょうか?
うめたろーさん、私も時々書き込みしているりりか総合クリニックでも、それが話題に成っていまして、本当に漫画家に対して、「死ね」と言っているもので本当に、この国はデタラメだらけで、あの社会保険庁のデタラメぶりを見て、分かりますので本当に東京とかの大都市で大洪水とかの大災害が来て欲しいなと思うものです。
「冬来たりなば、春遠からじ」となればよいですけど……。
<br> 社保庁の事と今回の判決は分けて考えた方が良いでしょう。<br> 刑法175条関係の過去の判例を調べると「昔はこの程度でダメだったのか……」と、驚く事も多々あり、また、「今は随分良い時代になったものだなぁ」と思う事もしばしばでした。<br> 今回の裁判は残念ながら負けてしまいましたが、有罪率の高い日本では、ある種仕方が無い所もあったかと思います。他にも色々と思うところもありますが、担当された山口弁護士のBLOG記事を引用する事で、レスに変えさせて頂きます。<br><br>『表現の自由は、歴史的にも権力との戦いの中で市民が手にした基本的人権です。今回の戦いの結果は敗北でした。これは受け止めなくてはならないと思います。しかしながら、敗北を受け止めることと戦いを終えることは違います。松文館と弁護団の戦いの記録は、傍聴人の方により公開されています。これから戦う方々は、是非とも、記録を読み、批判し、また、参考にして頂きたいと思います。』<br>http://yama-ben.cocolog-nifty.com/ooinikataru/2007/06/post_5641.html
蛇足ですが社保庁のデタラメを敢えて引合に出したのは平成初期に表現規制主義者(クサれ権力<特にAS某、KZ某、MT某ども>、得体の知れない宗教団体、えせ道徳家)どもが(健全な青少年育成のための有害環境の浄化宣言)などとぬかして自己満足のためだけにやらかした、エロ漫画家さん・同人作家さん狩り(いわゆる平成の有害図書デッチ上げ事件)の際、裏で糸を引いていた表現規制主義者どもとタイマンを張るには強力な武器が必要で、それには(将来の年金問題)を逆手に取り、これを武器にするしかない!…と当時、考えていたからです。(あのテの連中は話し合い…などという理性的な対応が出来るほど、理性を持ち併せているとは絶対に思えないでしょ?…) <br> その当時、私は思ったものですよ。「なんでワシらがこんな将来に禍いを残すようなたわけたことを平気でやらかすバカタレ共の老後を養うための年金をあくせく働いて納めにゃならんのだ! そのくせ、いざワシらが年金のお世話にならなくてはならない時になったら、もう年金制度は崩壊して影も形もありません…などというフザケた事になってるんだろ!」と…<br> 今後、同じようなデタラメを奴等が仕掛けてきた時のためにも、これからは対抗しうる強力な武器を前もって準備しておくべきじゃないかと思います。<br><br> ちなみに今、表向きは秋葉原系等で支持されていると言われるAS某、その当時はクサれ権力の代表としてエロマンガ狩りの旗振りを率先してやっていたはずです。毛バリの一本釣り、なんてことにならないよう注意する必要がありますよ。<br>(なお、軍人KZ某は既に亡者となって地獄に堕ちました)