2010-05-04 [J]
■ 数日前に風邪をひいて
まだ治らない。
というか、風邪は治ったけど、咳だけが止まらなくなりつつあるような……咳喘息に移行しつつあるような……そんな悪寒をヒシヒシと感じたりする今日この頃。
超ヤバイでし。
取り敢えず、抗生物質ぶち込みちう。
治れー。
治ってくれー。
2010-05-07 [J]
■ 痴漢集中取締における再犯者率
痴漢検挙77人、29人が再犯 首都圏集中取り締まり
警視庁と埼玉、千葉、神奈川の1都3県の警察が4月15〜21日に実施した電車内や駅構内での集中取締週間に、痴漢や公然わいせつなどの現行犯で78件、77人が検挙されたことが6日、警察庁のまとめで分かった。逮捕者は49人。容疑者の中には、捜査員が犯行を確認した直後、再び同じ車内で別の被害者に対し犯行に及んだ者も1人いた。
一方、検挙された77人のうち、痴漢や強制わいせつでの検挙歴がある者は37・7%にあたる29人で、平成21年の全刑法犯中に占める再犯率(32・6%)を上回っており、痴漢・強制わいせつ犯罪の再犯性の高さが裏付けられた。
[5月6日(産経新聞)より引用]
産経新聞によると『平成21年の全刑法犯中に占める再犯率(32・6%)を上回っており、痴漢・強制わいせつ犯罪の再犯性の高さが裏付けられた。』とのことです。
しかし、奥村弁護士も指摘されておりますように、こういった集中取り締まりでは『実績を上げるために、常習犯をマーク』するので、集中取り締まりの検挙者における再犯者の割合が高くなるのは当然であり、今回の集中取り締まりにより『再犯性の高さが裏付けられる』事はありません。
あと『平成21年の全刑法犯中に占める再犯率(32・6%)』との記述ですが、こちらも「再犯者率」です(念のため)。
ミーガン法的なものを導入したい警察は、どうしても「性犯罪は再犯性が高い」と言い張りたいようですが、新聞各社もいちいち引っかからないで欲しいものです。
2010-05-11 [J]
■ 非実在青少年関連イベント告知
です。
『どうする!? どうなる? 都条例――非実在青少年とケータイ規制を考える』
主催:「東京都青少年健全育成条例改正を考える会」代表者:藤本由香里(明治大学准教授)・山口貴士(弁護士・リンク総合法律事務所)
協賛:全国同人誌即売会連絡会
協力:コンテンツ文化研究会
日程:2010年5月17日(月曜日)
場所:豊島公会堂(東京都豊島区東池袋1-19-1 池袋駅東口下車 徒歩約5分)
時間:18時00分(開場) 18時30分(開演)※途中入退場は自由です。
閉会:21時00分(予定)
定員:800人
料金:入場無料ですが、当日カンパ箱を設置しますので、ご協力いただけると幸いです。
先に継続審議となった東京都の青少年健全育成条例改正案ですが、現在関係各所での利害調整が行われており、6月中の成立、10月施行の可能性も考えられ、全く予断を許しません。この集会の翌日(5月18日)の東京都議会総務委員会において一定の方向性が明らかになると考えられます。本緊急シンポジウムは、法律の専門家や出版、同人、携帯電話などの各業界団体、子供を持つ親などの幅広い皆様から、都条例改正案についての実証的な発表を行っていただき、今後の冷静な議論への礎となることを目的とします。
そのため、今回は単なるシンポジウム形式ではなく、パネラーの方々に加えて、業界関係者を含め、 次々といろんなひとがリレーして発言していく形式を取りたいと思います。作家・マンガ家さんなどの現場の方からのご発言もいただく予定です。
[弁護士山口貴士大いに語る(2010年5月10日)より引用]
という事ですので、ふるってご参加されたし。
2010-05-13 [J]
■ 規制派議員への意見送付とか。
石原都知事の7日の記者会見の言説などを使って、都議会民主党の規制派議員と自公議員に、「廃案が望ましいが、最低限、都の説明通りの条文に書き換えるよう」「拙速な原案可決をされないよう」「自主規制関連条項は原則削除するよう」お願いする意見を出してみたり。
2010-05-20 [J]
■ 都議会総務委員会意見聴取
都青少年健全育成条例:改正案 制限必要/恣意的恐れ 都議会で専門家賛否
子供の性的行為を過度に描いた漫画を規制する「都青少年健全育成条例改正案」について、都議会総務委員会は18日、賛成と反対2人ずつの学識経験者を参考人として呼び、意見を聞いた。賛成派は「子供の性の倫理観を曲げないため販売上の年齢制限は必要」、反対派は「表現規制となる恐れがある」とそれぞれ主張した。
[毎日新聞/東京版 2010年5月19日より引用]
私自身は廃案が望ましいと考えてますが、他の関連記事も読んだカンジだと、呼ばれた規制派と反対派双方の参考人の意見を取り入れる事が可能っぽいですね。
「6月にどうしても可決しなきゃいけない理由」も「条文を絶対に変えてはいけない理由」も賛成派の参考人からは出なかったみたいだし。
「業界と相談(前田氏意見)」したうえで「勧告制度や公表制度の部分とか、都の責務の記述やその他の問題部分を削除(宮台氏、田中氏意見)」し、残ったトコロを「質問回答集の以上の規制とならない事が担保できるように条文化(宮台氏、田中氏意見)」して、「改正案(赤枝氏意見)」を作り直せば良い。みたいな。
自公には、石原都知事の7日の会見や、前田氏、赤松氏の主張を引用して、意見を送るようにすると良いかもデス。
2010-05-23 [J]
2010-05-27 [J]
■ またパブコメ〜〜〜
今度は児童ポルノ関連です。
児童ポルノ排除総合対策の策定に向けた御意見募集
現在、政府では、児童ポルノの排除に向けた総合対策を策定するため、児童ポルノ排除対策ワーキングチームにおいて検討を進めております。
ついては、別添のとおり、案をとりまとめているところ、以下の要領により、広く国民の皆様から御意見を募集します。
[内閣府 児童ポルノ排除総合対策の策定に向けた御意見募集についてより引用]
締め切りは、6月7日(月)12:00です。
ギリギリだと込み合ってる可能性もあるので少しお早めにお送り下しあ。
2010-05-30 [J]
■ 都条例案否決へ
28日、都議会民主党、生活者ネットワークは改正案の撤回を文章で都に求めました。
〔……〕
恐らく撤回には応じないと思われますので、否決される事になろうと考えております。
[まさきブログ 2010年5月29日より引用]
5月18日に呼ばれた条例案賛成側参考人の意見や、条例に賛成している団体の方がされている署名には、「6月に可決しなければいけない理由」や「条文を変えてはいけない理由」は語られておりませんので、今回、都議会民主党と生活者ネットワークが改正案の撤回を求められた事は、極めて妥当な判断かと思われます。
都が問題のある条文を放置したまま撤回に応じない場合は、粛々と否決して頂ける事を強く望みます。
ともあれ、都議会民主党及び生活者ネットワークには、心より感謝したいですね。