2010-06-04 [J]
■ 意見送付〜
児童ポルノ排除総合対策の策定に向けた御意見募集に、意見送りますた。
要点としては
創作物の規制及び規制の為の調査に反対。
児童ポルノの所持罪導入、虐待性が画像等の情報により容易に判断できない児童ポルノの取得罪導入やブロッキングの導入等についても、原則的に反対。
反対の理由
『被害者のいる児童ポルノ』は排除されるべきだが、児童ポルノの所持罪導入、虐待性が画像等の情報により容易に判断できない児童ポルノの取得罪導入やブロッキングの導入等は、弊害が大きい割に効果が薄い。
創作物は児童ポルノではないため創作物規制は弊害しかない。
こんなカンジで。
細かい所では、
『1 児童ポルノの排除に向けた国民運動の推進』の、⑥の『「女性に対する暴力をなくす運動」における取組』は「児童ポルノ」と混同すべきではないので、削除すべき。
とか、
『3 インターネット上の児童ポルノ画像等の流通・閲覧防止対策の推進』の、④は強く反対。
アドレスリスト作成時の情報提供元は、原則として警察庁及びインターネット・ホットラインセンターから。そして、アドレスリスト作成管理団体の委員の選定や監督を執り行う児童ポルノ流通防止協議会の事務局は、警察庁の天下り団体である財団法人インターネット協会。←ココは、国と特に密接な関係がある特例民法法人で、警察庁からの業務委託によるインターネット・ホットラインセンターの管理・運営も請け負ってる。
こんな状況で『アドレスリストの作成、維持・管理、提供等を民間のイニシアティブにて行う』のは無理。
そもそも児童ポルノ流通防止協議会には、創作物規制等や児童ポルノの過剰規制等を望む者や団体の代表者が多く、公平性を保ててない。公平性を保つために規制に反対や慎重な立場の法律専門家や学識関係者ももっと入れるべき。
みたいな感じで。
コピペ不可ですが、皆さんもどしどし送りませう(追記:締め切りは、6月7日(月)12:00です)。