2005-01-25 [J]
■ 頑張った
甲斐があったかも
性犯罪者「再犯率」のトリック
現在、この「再犯率41%」という、人目を引く高い数字が問題となっており、インターネット上でも論議を醸している。
この数字は、「性犯罪者の再犯率」として多くのメディアで取り上げられ、報道されている数値であるが、実は再犯率を正確に表していないどころか、再犯率とは関係のない算定を経て得られる数字であるという。
[All Aboutより引用]
再犯率の件で、方々からツッコミが入ったようで、かなり細かい解説となっております。よかよか
但し、なんばさんが指摘するように、『同一罪種の再犯者率(記事中では累犯者率)も「私たちの考える「再犯」に近い概念の割合」ではない』とは思います。が、記事のまとめで『客観的に見て、「性犯罪者の再犯率が『異常に高い』」という説には、これを裏付ける統計資料が見あたらないのである』としている(「再犯率が高くない」とは言っていない)ので、あまり気にしなくてもよいような気もします。
■ 東京都条例改悪?
……の話題
ネット有害情報を阻止 都が青少年条例改正へ
18歳未満の少年少女をインターネットの有害情報から守るため、プロバイダー(接続業者)はフィルタリング(情報選別)のサービスを提供、保護者はそれを子供に利用させる努力義務規定を条例化するよう、東京都青少年問題協議会が24日、石原慎太郎知事に答申した。
[Yahoo!ニュース( 共同通信1月24日)より引用]
18歳未満の児童が、「インターネットの有害情報」に晒されている可能性がある時、その情報を保護者が見せないようにするかどうかは、各家庭の問題であり、行政が介入すべきことではありません。
行政が(努力義務規定であっても)「フィルタリング導入を保護者に求める」のは、児童の自己決定権の侵害であると同時に、保護者が持つ教育権の侵害であり、強く反対します。
ちなみに、東京都は意見を募集しているようなので、意見をおくりませう。「フィルタリング導入の義務規定に反対」の一言でも可。締め切りは2月7日です。
■ 少女への暴行約40件……
仮釈放半年後から再犯 大阪、少女暴行40件供述
性犯罪の再犯がまた明らかになり、奈良市の女児誘拐殺人事件を機に検討されている性犯罪者の居住地情報提供問題にも影響を与えそうだ。
[Yahoo!ニュース(共同通信1月24日)より引用]
……考えがまとまらないので、記事の紹介のみ。
>> ■馬淵澄夫衆議院議員(民主党) http://www.mabuti.net/ まぶちすみおの「不易塾」日記 http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000058393 2005年(平成17年)1月17日 第397号 http://backno.mag2.com/reader/BackBody?id=200501180000000000058393000 >> ..
>仮釈放半年後から再犯 大阪、少女暴行40件供述<br><br>不起訴と執行猶予のディヴァージョンによって実刑になるのは相当悪質なケースに絞り込まれているのかも…
そうかもですね。特に少し前までは性犯罪の罪は軽かったですし……
強姦の執行猶予率は低いようです。それに比べると、強制わいせつの方は比較的、執行猶予率が高いですね。(5-3-2-2図参照)<br>http://hakusyo1.moj.go.jp/nss/list_body?NSS_BKID=43&NSS_POS=235&NSS_QUERY_ID=12277#SB5.3.2.1
他県の住人が意見していいものか分かりませんが、都条例改悪に関してフィルタリング機能導入義務化及び「有害」情報発信「自粛」義務付けに対し、異議を唱える意見出しました……。<br> 時間がなく、精神的に不安定だったため意見の精度には自信ないですけど。
意見提出乙です。地道ですが、重要な事なので無理をしない程度に今後ともぼちぼちやってゆきましょう。