2005-02-11 [J]
■ 自民党新憲法起草委員会の
論点整理メモキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
「国防の責務」明記を提示 自民・権利小委で船田氏
メモは船田氏が私見を交えてまとめたもので(1)新たに追加すべき権利(2)修正すべき権利や自由(3)追加すべき新しい義務(4)「公共の福祉」の概念の見直し−−などを挙げた。
追加すべき権利としては、環境権のほか「知る権利」「個人のプライバシーを守る権利」などを列挙。
一方で「信教の自由」や「表現の自由」などは修正すべきだとした。その理由として「宗教施設への公金支出に対する憲法判断が揺れているのは問題」「青少年の健全育成に影響を与えかねない有害図書がある」ことをそれぞれ挙げた。
[Yahoo!ニュース(共同通信2月10日付)より引用]
なんか、以前白紙撤回した改憲案とクリソツなんですが、きっと気のせいでしょう。
個人的には、「国防の責務」の方より、「信教の自由」や「表現の自由」などの修正、そして、「公共の福祉」の概念の見直しの方を脅威として捉えております。
おそらくですが「公共の福祉」を、現在の「人権相互の矛盾・衝突を調整するための実質的公平の原理」を重視した「一元的内在制約説」的な考え方から、個人の人権よりも国益・公益を優先する「比較衡量論」的な概念(「公共の利益」とか「公共の価値」等)にシフトさせようとしているのだろうと思われます。
野党各党だけでなく、与党公明党には、自民の改憲案に「まった」をかけてくれる事を強く期待します。
……しかし、そんなに「精神の自由」が憎いんだったら、中国とか北朝鮮にでも移民してくれればいいと思うんだけどなぁ……
【関連リンク】 改憲論議:自民・船田氏、国民の「新たな責務」提示
■ 幼女強姦・強制わいせつ被害者統計の紹介
小学生以下に対する強姦や強制わいせつは、言われているほど増えてない模様です。
強制猥褻被害者統計もアップしました。
こちらも小学校就学前の幼女は減ってますが、小学生は増えているようです。
しかし、成年被害者を含めた総数や未成年総数の爆発的な増加と比べるとロリコンはあまり活躍していないようです。日本人はいつの間にか成熟した大人の女性を好むようになっていたみたいです。
この数年の強制猥褻全体の極端な増加は、痴漢やセクハラの取り締まりを厳しくしたりといった警察の方針の転換の影響であると考えるほうが自然ではないかと思います。
[少年犯罪データベースドア 2月10日付より引用]
『この数年の強制猥褻全体の極端な増加は、痴漢やセクハラの取り締まりを厳しくしたりといった警察の方針の転換の影響であると考えるほうが自然ではないかと思います』という意見は、私も同意です。
また、過去において「ちょっとしたいたずら」であると軽視されていた「強制わいせつ」事件が、近年になって、児童の性的虐待という「重大な犯罪」であるという認識が社会に浸透し、被害を警察に通報するケースが増えてきたのではないか。とも思います。