2005-03-05 [J]
■ ホモ・フロレシエンシス
小さい脳でも能力は高い? インドネシアで発見のヒト
インドネシアで骨が見つかり、約1万8000年前まで生存したとみられる身長約1メートルの人類「ホモ・フロレシエンシス」の脳の形を分析した結果、全体的な特徴は原人に近いが、独創的な活動などに必要な部分は、もっと大柄な原人より発達していたことがわかった。脳が大きくなるにつれて能力も高まったという、進化の通説が見直しを迫られそうだ。米、豪、インドネシアの研究チームが3日付の米科学誌サイエンス電子版で発表した。
[asahi.com : サイエンス(3月4日付)より引用]
ほへー
■ 性犯罪前歴者の入所、更生保護施設の半数が拒否
刑務所からの出所者の自立を支援する「更生保護施設」のうち、男性を対象とする全国94の施設の過半数にあたる53施設が、性犯罪前歴者の入所を拒否していることが4日、読売新聞の全国調査で分かった。
(中略)
性犯罪の場合、全国74の刑務所・拘置所のうち、専門の矯正プログラムを実施しているのは13施設だけで、矯正の効果が不明のまま出所する前歴者が少なくないとされる。さらに、身寄りのない前歴者は、更生保護施設からも受け入れを拒否されると、居住地も定まらないまま社会に出ざるを得ないのが現状だ。
警察庁の調査で「女児対象強姦(ごうかん)事件」の容疑者の2割が出所後、再び強姦や強制わいせつを犯していることが判明したが、専門家の多くは「再犯率が高いのは、更生に向けた支援があまりに不十分だからだ」と指摘している。
[Yahoo!ニュース(読売新聞3月5日付)より引用]
性犯罪が、財産犯等に比べて再犯性が高いという根拠は「いまだ示されていません」が、それはさておき、性犯罪者の更生が疎かにされてきた、と言うことが良く分かる記事だと思います。
「倒せ!凶悪森昭雄」(1)・(2)・(3)と称し3回ほど森昭雄批判を行ってきたが、森昭雄の持ち出す「脳がどうたら」って言い草は、ワリと「学者」による脅し文句として使われがちなのよね。 「倒せ!凶悪森昭雄」の1番めに出した、明治時代の「野球害毒論」におけ..
>ホモ・フロレシエンシス<br><br> 小さい脳でも知能や活動を支える能力が高いケースは他にもありそう。図体の割りに脳が小さく「総身に知恵が回りかね」の代名詞にされている恐竜の脳も、もしかしたら大規模集積回路のような進化を遂げたものだったかも知れない…などと年甲斐もなく想像してみる私。
カラス等は、脳の大きさに以上に頭が良いような気がしますが、恐竜も同様の"脳力"の持ち主だったかもしれませんね(^_^)<br>しかし、小柄で頭の良いホモ・フロレシエンシスとやらが、比較的近年(ってゆうと語弊があるかもですが)まで生き残っていたかと思うと、ナカナカ萌えるものがありますね。