2005-04-28 [J]
■ 容疑者のDNAをデータベース化
容疑者のDNAをデータベース化、警察庁長官が表明
警察庁の漆間巌長官は27日、東京都内で開かれた読売国際経済懇話会(YIES)で講演し、裁判所の令状を得て容疑者から採取したDNAについて、指紋と同じようにデータベース化に踏み切る方針を明らかにした。
(中略)
漆間長官はこの日の講演で、容疑者から血液を採取してDNA鑑定を実施する際には、鑑定許可状を取るなどの手続きを踏んでいる点を指摘。さらに全国の警察には、こうした容疑者のDNAが保存されているとして、「保存されているものなら、新たな法律なしでもデータベース化は問題はないと考える」と語った。
[Yahoo!ニュース(読売新聞4月27日)より引用]
運用の際に人権の配慮がなされるよう、ちゃんとした法律を作ったうえで「犯罪者のDNAのデータベース」を作成するならむしろ賛成だけど、「容疑者のDNAのデータベース」というと、問題があるような。
しかも「法律なしのデータベース化」だと言うんだから、さらに問題があるような……