2006-04-06 [J]
■ うわ〜……
今度はビブロス倒産か……
ビブロス:負債総額20億円で倒産 オタク検定で話題に
「オタク検定試験」を実施し、話題を呼んだ出版社のビブロス(東京都新宿区、山本裕昭社長)が5日、東京地裁に自己破産申請した。代理人によると、負債総額は20億円。
同社は、05年7月にグラフ誌「カラフルピュアガール」で、漫画やアニメ、ゲームの知識を問う「オタク検定」を実施。05年12月には民主党の鳩山由紀夫衆院議員を表紙に起用した新雑誌「オタクエリート」を創刊し、第2回検定試験の問題を付録にするなどして話題を呼んでいた。また、同社はボーイズラブと呼ばれる男性同士の恋愛を描いた漫画や小説なども出版。関係者によると、出版部門単独では黒字だったものの、関連会社の業績不振などで資金繰りが悪化していたという。
[MSN毎日インタラクティブ(2006年4月5日)より引用]
しかし、「出版部門単独では黒字だったものの、関連会社の業績不振などで資金繰りが悪化していたという」てのは悲しいねぇ……。
■ バーチャル社会の弊害ねぇ………
バーチャル社会の弊害から子供守れ 警察庁が研究会
インターネットや雑誌、ゲームなどの仮想現実(バーチャル)社会を通じて、子供が性や暴力に関する情報に簡単に接し悪影響を受けている可能性があるとして、警察庁は六日、「バーチャル社会のもたらす弊害から子どもを守る研究会」を設置することを決めた。
〔……〕
今後、月一回程度の会合を持ち、子供の性を対象とするアニメ▽ネットに氾濫(はんらん)する性・暴力情報▽子供のネット、ゲーム依存−などの問題について検討、第一線のアニメ製作者らをゲストスピーカーに招いて意見を聞くなどして、今夏をめどに論点を整理して問題提起する方針という。
討議内容のうち、アニメについては、児童買春・ポルノ処罰法の規制対象外となっている現状の是非なども論点とする。ネット、携帯電話などの有害情報については、将来的な規制のあり方も検討。専門家の間でも意見が分かれるコンピューターゲームの子供への影響についても、論点を明らかにした上で対応策を打ち出す。
[産経夕刊(04/06 15:00)より引用]
どういう問題提起がなされるかは分かりませんが、科学的に立証されていない「表現の悪影響」とやらが、変な天下り団体設立のダシに使われる可能性もあり、注意が必要ですね。
また、奥村弁護士も仰ってますが、エロアニメ等を児童ポルノ法に組み込むのは、保護法益の観点から、問題が有ると思われます。
ちうか、バーチャル社会の弊害から子供達を守るのに最も重要なのは、「メディアリテラシー教育」だと思いますが。