2006-04-11 [J]
■ 例の研究会が開催されたモヨリ
ネットの性暴力情報から子供守れ・警察庁が研究会
アニメやインターネット、ゲームなどにあふれる性や暴力の情報が子供に与える弊害について議論し、改善策を検討する有識者の研究会を警察庁が設置、10日に東京都内で初会合を開いた。
〔……〕
警察庁によると、子供を性の対象とするアニメなどの影響を受けて子供を狙う性犯罪が誘発されることがある一方、インターネットで殺人などの画面を見た少年が「実際にやってみたい」という気持ちになり、加害者となった例もあるという。
研究会は月1回程度、開催。これらの現状を踏まえて問題点を夏までに整理し、規制の在り方も含めて改善策を探る。専門家で意見が分かれている子供のゲーム依存の影響についても話し合う。
[NIKKEI NET:社会 ニュースより引用]
例によって時間が無いので、今回も紹介のみ。
【関連記事】 バーチャル社会の弊害ねぇ……… 警察庁の研究会
■ 例の研究会に関するTV報道。
「電車男」、「メイド喫茶」、そして「萌え」。
去年、話題をさらったアニメ・コミックカルチャーの震源地、東京・秋葉原。
ニュースでも取り上げることが多く、居並ぶ店舗の中で平然と売られている過激な商品を実際に目にすることもあった。
過激な商品、つまり少女を対象にしたアダルトアニメやゲームの数々。
ビデオやDVDに現実の少女を登場させれば犯罪。
が、アダルトアニメやゲームの映像自体は、虚構の少女を登場させているがゆえに規制の対象外だった。
けれど、これほど子供を標的にした事件が多発する中、それを見過ごすことは犯罪の助長に繋がりはしないのか。
警察庁がこれらアダルトアニメやゲームに対する規制の研究会を設置した。
もちろん全てが犯罪に結びつくわけではない。
愛好者であるユーザーもあくまでバーチャルな世界だと語っていた。
男性である僕たちにはその内容をヒドイなと思いながらも、それを楽しむ男性に対しては、趣味・嗜好の世界だと区別できなくもない。
だから、あえて今回の取材は女性記者に行ってもらった。
子供に対する犯罪の温床になるかもしれないドギツイ商品に対して、母親にも近く、より子供にも近い目線を持つ女性記者にはどう映るのか。
その視点を映し出すことが必要なんじゃないか、と。
何でもかんでも規制すればいいというものでもない。
が、必ずしも犯罪に直結するとは限らないとはいえ、過去にバーチャルと現実が錯綜したような事件が起こったことも事実。
かなりの議論を要すこの問題、皆さんはどう考えられるでしょうか?
デスク T.T
[こちら第2日本テレビ報道部−リアルタイム4月10日(月)より引用]
関連報道はストリーミングの12分31秒後位から。内容が翌日分に更新されてしまうと見れなくなるので、お早めに。
『かなりの議論を要すこの問題、皆さんはどう考えられるでしょうか?』との事なので、時間の取れる方は番組宛に意見を送ってみては如何でしょうか。